ランニングネックブリーカードロップ

馬場さんの大技の中では、間違いなく一番破壊力のある技である。
馬場さん自身が考案し、日本人として初めて披露した技で、二流レスラー相手には必殺技という言葉を大切にする馬場さんらしくほとんど使わない。

ロープに振った相手が反動で返ってくるところに、自らも走りこんで首に腕を掛けそのままママットに叩きつける。

ジャック・ブリスコやハーリー・レイスとのNWA世界戦や、大木金太郎戦等、大一番で見事に決めている。正に、ここ一番の切り札である。

特に1974年12月2日鹿児島にて、ジャック・ブリスコからNWA世界ヘビー級王座を奪取した時の切れ味・タイミングは電光石火と呼ぶに相応しい。
プロレス☆ジャイアント馬場☆トップ