【アブドーラ・ザ・ブッチャー】
「黒い呪術師」

1972年に馬場さんが全日本プロレスを旗揚げすると同時に常連となり、悪役として馬場さん、ジャンボ鶴田、ザ・デストロイヤー、ザ・ファンクスらと抗争を繰り広げた。
ハーリー・レイスとの抗争では、エキサイトのあまり会場を飛び出してのストリートファイトとなり、警察沙汰となったこともある。
1977年の「世界オープンタッグ選手権」ではザ・シークとの「地上最凶悪コンビ」を実現させ、ザ・ファンクスとの抗争で二度にわたって馬場・鶴田組を押しのけてリーグ戦最終公式戦を戦った 。
1979年には新日本プロレスのトップヒールだったタイガー・ジェット・シンと組んで、プロレス夢のオールスター戦で馬場・猪木組と対戦した。
全日本の春の恒例「チャンピオン・カーニバル」でも2回優勝している。

馬場さんとの対戦では、ブッチャー独特の空手のポーズに対し、馬場さんも空手の構えで応戦する場面が歌舞伎役者のようでスゴク絵になった。
ヒールでありながらサインや記念撮影に気さくに応じる独特のキャラクターと、憎めない風貌で絶大な人気を集め、CMにも起用された。
昭和プロレス殿堂
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